ポットマンを作ってみた(というか受注製作)
植木鉢を重ねて繋いで作った植木鉢人形「ポットマン」をご存知でしょうか?
ポットマンで検索するといろいろ画像が出ますが、google画像検索で検索すると1枚目の写真に
立ち姿のロボット風が出るはずです。
実はこれ私が作成したものだったりします【ポットマンゴーレムMark1】
女の子ならお人形、男の子なら超合金ロボだろう!ってのがコレの製作時のコンセプト。
今回はレストランの開店祝いに贈りたい、ということでお人形タイプですが、なんせデカイ!
頭部7号(21cm経)胴体8号(24cm経)の2段重ねが基本になるので、重さも大きさもかなりです。
通常はシュロ縄など繊維系の物で腕をつなぎますが、私の作例は1作目で考案した手法で作ります。
他に例が無いようなので是非参考にしてみてください。
上半身です。胴体と腕の側面にドリルで穴を空け、全ネジボルトという細長いネジを通します。
穴は必ずタイル用、又はコンクリ用のドリルを使います。小さくて構いません。
後から園芸用のハサミを突っ込んでゴリゴリやると簡単に広がります(刃の背で削ります)
肩パーツの固定。これは今回初めてやってみた構造。スプリングで胴体に押し付ける事で、腕を動かすときの遊びを作ってます。
さあ、ここが最大のポイント!ここにバネを取り付けます。
これをぐぃーんと引っ張って腕の中を通します。
通し終わったら端っこはS型の金具で留めます。かなり短めのバネを使い、バネの伸長力を使って固定します。
そのままつなぐと植木鉢が全部くっついちゃうので、水道パイプのジョイントを間に挟みます。
小さなサイズのポットマンなら切断したホースでもOK。
とりあえずこんな感じに
さらに下半身は植木鉢下部側面に穴を2個開けて、腕と同じ要領で足を付けます。
が、すんげぇ重量に(^^;)
・・・あれ?なんか変だな。
腕の長さを1関節伸ばしたらバランスがとれました。
足の中も長いバネが通っています。
関節全体を引っ張りながら保持しているので、型くずれしません。
上下半身は乗ってるだけなので、固定方法を検討中。
頭には植物を植えてもらって、胴体は花台的役割になる予定です。
どこのお店に行くのかな?
・・・
ところで、実は制作にかかって中断、約3年放置しているポットマンがあるのです。
これはもう、ジオンの新型モビルスーツかというようなシロモノで。
途中で躓いて中断してたんですが、制作再開してみます。
(と、ここで書いておけば逃げられなくなってw、自分を追い込まないとダメなたいぷなんですよね~)