苔玉もいろいろ
通常は「けと土」という粘土状の土で造ります。
ちょっと調べてみると
「ケト土とは、河川や湿地に生える植物が堆積して炭化し、土状になったもの。
黒くて粘度のとても高い土壌で、肥料分、繊維分、保水力に富む。」
とありましたが、私の記憶とちょっと違うな。
高層湿原などの低温のところでしか生成されないと思っていたのですが・・・
植物の堆積物→腐敗せずに残ったものがピート→さらに経過したっものがけと土
だと思っていたんですが、生成されるまでに1万年という記述もあり、
うーん、どうだっけ?
さて、話は戻って、苔玉を今回はけと土を使わずピートモス単用で造ってみます。
小さなプラ鉢を芯にして、水分を十分含ませたピートモスをくっつけながら丸く固めていきます。この時少し絞るようにします。
廻りにハイゴケを貼り付け、木綿糸で巻いていきます。プラばちは後で外すので上に糸をかけないように。
すっぽ抜きました。
結構形が崩れません。
ピートモスなので、小さなサラセニアを植えてみました。
小型の植物ならなんでもいけるでしょう。
手もあまり汚れず簡単なのでお勧めです。