真のイングリッシュブルーベルはこれだ!【決定版】
さて、以前イングリッシュブルーベルのお話を書きましたが、やっと自宅のものが開花しました。同時に開花していればこの問題は明快だったのですが・・・。さて、これが本当のイングリッシュブルーベルと断言できる植物です。
数々の特徴もさることながら、出所は英国の専門農園、ケント州産のものを維持増殖したものを、園芸研究家(育種家)のY氏(ここで名前を出せば園芸詳しい人は驚く人物)から譲っていただいたものです。(イギリスに行ったらどっかで探してきて~とお願いしてたので)昨年は不完全に開花した状態でしか観察できなかったので、今年は大納得の開花です。で、そこでもやもやしていた事も解決か?!というのも、次の写真ですが、
これは7~8年前にイギリスのポッタートン農場から個人輸入したもの。当時は微妙でなんとも言えなかったのですが、実際に本物と比較してみると、先日のシラコ園芸さんのは完全にヒスパニカとの交雑ですが、これは、また微妙。花の長さなどは本物に限りなく近く、花粉の出る「約」の部分も黄色い。ただ花弁の反り返りが微妙、というもの。どこかで微妙に交雑しているような印象です。
わかりにくいんですが、左端の1個は切り離してあって、微妙な個体のもの。やっぱり微妙ですね。この「本物」は今からコツコツと増やしていきたいと思います。貴重なんですよ~。