苔玉もいろいろ
通常は「けと土」という粘土状の土で造ります。
ちょっと調べてみると
「ケト土とは、河川や湿地に生える植物が堆積して炭化し、土状になったもの。
黒くて粘度のとても高い土壌で、肥料分、繊維分、保水力に富む。」
とありましたが、私の記憶とちょっと違うな。
高層湿原などの低温のところでしか生成されないと思っていたのですが・・・
植物の堆積物→腐敗せずに残ったものがピート→さらに経過したっものがけと土
だと思っていたんですが、生成されるまでに1万年という記述もあり、
うーん、どうだっけ?
さて、話は戻って、苔玉を今回はけと土を使わずピートモス単用で造ってみます。
小さなプラ鉢を芯にして、水分を十分含ませたピートモスをくっつけながら丸く固めていきます。この時少し絞るようにします。
廻りにハイゴケを貼り付け、木綿糸で巻いていきます。プラばちは後で外すので上に糸をかけないように。
すっぽ抜きました。
結構形が崩れません。
ピートモスなので、小さなサラセニアを植えてみました。
小型の植物ならなんでもいけるでしょう。
手もあまり汚れず簡単なのでお勧めです。
視点を変えて
今回はミニテラリウムを一味ちがう材料で作ってみました。
ミニ観葉?
水草といっても販売されているのは高湿度の陸上で栽培された苗が主なので
密閉するタイプのテラリウムならそのまま使えます。
この種は成長が大変遅く、小さなテラリウムで栽培するのにはうってつけです。
熱帯魚の世界には園芸には無い小型の面白い植物が多いので、今後いろいろと活用してみようと思います。
(アヌビアスにゴールドリーフがあったのは知りませんでした(;´Д`)
さて、お次はダリアです。
コンパクトなダリアとして人気の「ギャラリーダリア」シリーズですが、
露地植えで3年、4年と栽培するとこれが実に素晴らしいことに!
見てくださいこの株!
植えっぱなしで4年目ですが・・・
直径約80cm!
見事に育っています。
何もしなくても綺麗なドーム状になります。
この程度の長さなら切花にも使えますね。
耐寒性も高めなようです。
是非大きく育ててみてください。
サラセニア入荷中&自家増殖品販売中です!
食虫植物サラセニアの綺麗な季節がやってきました。
耐寒性に優れ周年屋外栽培ができる、日本の気候に合った育てやすい食虫植物です。
最近は切り花のニーズも高くなっていて、アレンジの素材としても人気です。
栽培のポイントは
①水を絶対に切らさない(腰水でもよい)
②肥料を与えない
③直射日光に当てる
この中の③があまり知られていません。
直射日光で栽培しないと綺麗に育ちません。
赤い色も褪せて、ひょろ長くもやしになってしまいます。
写真はフラバの赤いタイプで人気品種です。数が少ないのでお早めに!(自家増殖品)
こちらはカクタス長田さんのもの。品種はなんでしょう?コンパクトで葉数が多く色もとっても綺麗です。
こちらもカクタス長田さんのです。プシタシナ系の交配種。3種類以上の血が入ってそうです。